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# 売上2.1倍で最高益のNVIDIA決算——巨大テックの外へ広がるAI半導体の買い手
- URL: https://www.theaitimesjapan.com/nvidia-earnings-2026-q2/
- Published: 2026-09-08T20:00:41.000Z
- Updated: 2026-09-10T11:31:54.000Z
- Description: 半導体大手、米NVIDIAの業績拡大が続いている。買い手は巨大テック以外まで広がり、新興AI企業や各国のAI基盤向けの売上がすでに半分近くを占める。同社は先の需要を見込み、製品に組み込むメモリーなどの予約総額をこの3カ月で2倍超に膨らませた。
- Author: THE AI TIMES JAPAN
- Tags: AI主要企業, 半導体・AIインフラ, ピックアップ, エヌビディア

> **この記事のポイント**  
>  
> ① NVIDIAの2026年5〜7月期決算は、売上高が962億ドル（前年同期比2.1倍）、純利益が597億ドル（同2.3倍）で、ともに四半期として過去最高だった。8〜10月期は売上高1,080億ドル前後と、さらに伸びる見通しだ  
>  
> ② AI半導体の買い手が広がっている。大規模クラウド事業者向けの売上は前年同期の2倍。それ以外——AI開発の新興企業や一般企業、各国のAI基盤向け——への売上は同2.4倍と伸びで上回り、すでにデータセンター売上の45%を占める  
>  
> ③ 同社は、これから作るAI半導体のためにメモリーなどの部材を2,790億ドル分予約した。前回決算時点の1,190億ドルから3カ月で2倍超に膨らみ、今後の需要への自信を映す

## 先の需要に対する期待が株価を押し上げた

NVIDIAの2026年5〜7月期決算は、売上高が前年同期比2.1倍の962億ドル（約15兆円）、純利益が2.3倍の597億ドルと、ともに四半期として過去最高を更新した。主力のデータセンター向けの売上高が2.2倍の890億ドルと全体の9割超を占め、業績をけん引した。8〜10月期の売上高は1,080億ドル前後を見込む。

この規模の業績拡大は、同社の標準になった。株式市場はそれを先に織り込んでいる。これまで市場予想を上回る決算が4四半期続いても、発表翌日の株価はいずれも下落した。

だが、今回は発表翌日に株価が8.7%上昇。動かしたのは業績の伸び率ではなく、この先の需要に対する期待だ。同社は、決算説明会で2028年1月期通期の売上高が前年比70%増になるとの暫定見通しを示した。

では、その需要を誰が担っているのか。同社製AI半導体の買い手は、顔ぶれが変わりつつある。

## 巨大テック以外まで買い手が広がる

データセンター向け売上を買い手別に見ると、アマゾンやグーグルといった大規模クラウド事業者（ハイパースケーラー）向けは前年同期比2倍の487億ドルだった。それ以外——新興のAI企業や一般企業、各国が自前で開発・運用するAI基盤「ソブリンAI」など——への売上は403億ドルと同2.4倍で、データセンター向け売上の45%を占めた。

とりわけ伸びたのはソブリンAI向けだ。売上は前年同期の3倍超になったと、同社のコレット・クレス最高財務責任者（CFO）はアナリスト向け説明会で明かした。

巨大テック向けが細ったわけではない。同日、アマゾン傘下のクラウド大手AWSに今四半期から2028年半ばにかけて自社製の画像処理半導体（GPU）を追加で200万基供給することも公表した。

需要そのものが膨らむ背景には、AIエージェントの広がりがある。自ら考えて仕事をこなすエージェントAIは、自律的に動き続ける分、計算資源を多く使う（関連記事：[NECは、AIに席を与えた——エージェントAI時代に人は何を担うのか](https://www.theaitimesjapan.com/what-is-agentic-ai/)）。

ジェンスン・フアン最高経営責任者（CEO）は説明会で、これまでAIの大半は人が指示して動かしてきたとしたうえで、「この1カ月で境目を越えた。いまやAIの過半はエージェント型だ」と述べ、将来はすべての会社が多数のAIエージェントを持つようになるとの見方を示した。

## AI半導体もメモリーも供給不足

同社はこれから作るAI半導体のために、メモリーなどの部材を2,790億ドル（約44兆円）分予約した。3カ月前の1,190億ドルから、2倍超に膨らんだ。

メモリー市場は、AI需要の高まりで需給がひっ迫し、価格が高騰している。メモリーなどの部材価格の上昇は利益率に影響する。売上総利益率は8〜10月期に74%、続く四半期に71〜72%まで下がって底を打ち、実施済みの値上げの効果が出る2028年1月期には72〜73%へ戻すと同社は見込む。

それでも高い値段で先々の部材を押さえる背景には、8月に量産出荷が始まった次世代製品「Vera Rubin」の立ち上げを含め、需要に供給が追いついていない状況がある。

自社製品の供給不足は、少なくとも2028年1月期の終わりまで続くとクレスCFOは説明した。供給できる量の上限から出たのが、同期の売上高70%増という見通しだ。

買い手は巨大テックの外まで広がった。フアンCEOは決算発表に際し、新たなAI研究所と新興企業の「黄金時代」を迎えていると述べた。

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